悠々自適な生活を目指して

30代の「冴えないサラリーマン」が悠々自適な生活を目指します。

【読書】わたし、定時で帰りたいです。

緋野帰子さんの「わたし、定時で帰ります。」を読みました。

流行りの働き方をめぐる社会派小説で、読みやすくて面白かったです。

ドラマには美人な吉高由里子さんが出演していたということなので、ぜひ観てみたいです!笑

 

わたし、定時で帰ります。 (新潮文庫)

わたし、定時で帰ります。 (新潮文庫)

 

 

わたしは与えれた仕事に自分の付加価値をつけて、定時内に終えて帰宅できれば、会社の為にもなるし、日本の労働生産を高めることに繋がると考えています。

今の社会では定時で帰れる人がまだ稀(少数派)であるから、早く帰るには勇気がいるし、ストレスになることも分かります。

 しかし、定時で仕事が終われば、余力があると思われて、新しい仕事が与えられる負の連鎖は辞めてほしい。笑

あと夜の接待。これってどの世界にもあるのかなー。

 

 わたしは来年の4月で社会人生活10年目になります。

辛いこともたくさんありましたが、何とか働き続けています。

それはたまたま第一志望の会社に入社することが出来て、会社で叶えたい夢があるからです。

それが達成出来るかは、9年働き続けた今でもわからないけど、吐き気がする仕事を辞めてない理由のひとつです。

 

でも働いてみて本当にびっくりしたのは、社会には年齢とは違う上下関係が生まれていることです。

会社や地位、仕事の役割が違うだけで、当たり前のお願いも頭を下げる必要があるし、無駄にへりぐだる必要もある。別のその「個人」がすごい訳ではないのに。

 

そんな社会を20年以上生き抜いている人は本当に尊敬するし、自分には厳しい戦いだなー、と思いました。