ジェイエル・コリンズ著の「父が娘に伝える自由に生きるための30の投資の教え」を読みました。
英語のタイトル「The Simple Path to Wealth」という言葉に惹かれて買いました。
<面白かったところ>
投資アドバイザーを近づけないこと。あなたのお金について、あなた以上に本気で考えている人はいない。
これは就職活動で投資銀行や証券会社にインターンに行ったときに思ったことでした。それを言葉にすると本当にこれだよなーと、この本を読んで納得です。
お金で買えるものはたくさんあるけど、最も価値があるのは「自由」。やりたいことをやり、尊敬できる人のために働くことを選べる自由。
自分が働くことも大事だけど、稼いだお金に働いているもらうことで「自由」を手にすることは大切です。あらゆる人生の選択肢を手に入れるためにも。
シンプルにいきましょう。簡単なだけではなく、そのほうが大きな利益を生み出す
資産を増やすために必要なことは「借金をしない」、「支出を収入より少ない」、「余裕資金は投資する」の3つ。
長期で見ると、インデックスファンドに上回る実績を上げたファンドマネジャーはごくわずかしかない。
そのためこの本では、投資をするならインデックスファンドが良いと紹介。
とくに株式市場全体のインデックスファンド(ETFならVTI)の長期投資を勧めています。
この本を読んで、結局はインデックスファンドまたは個別株への投資にしても、自分の言葉で「なぜ投資をしたのか?」といったことを語れるものに、お金を預けることが大切なのだと感じました。
米国ETFの投資には為替と買付手数料を支払う必要がありますが、わたしが使っているマネックス証券は2020年1月から米国ETF9銘柄の買付手数料(税抜)が実質無料になっていることを知りました。
その対象銘柄に気になっているS&P500指数連動の「VOO」と米国市場全体と連動の「VTI」がありました。
すごく気になっている銘柄2つだったので、来月中には今の持ち株を整理して、どちらかなETFを購入したいと思います。
気になることはいつまでこのキャンペーンをしてくれるかということです。笑
めんどくさがりやでだらしないわたしには、シンプルな投資の方が性に合っていると思います。