この本はマイクロソフト創業者であるビル・ゲイツが大絶賛をして、2018年にアメリカの大学を卒業した学生のうち、希望者全員にプレゼントしたほどの本です。
読めばきっと世界の見方が少しだけ変わる本だと思います。
FACTFULNESS(ファクトフルネス) 10の思い込みを乗り越え、データを基に世界を正しく見る習慣
- 作者: ハンス・ロスリング,オーラ・ロスリング,アンナ・ロスリング・ロンランド,上杉周作,関美和
- 出版社/メーカー: 日経BP
- 発売日: 2019/01/11
- メディア: 単行本
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それしてもビル・ゲイツはただの実業家ではないですね。
いくら金持ちでもこんなことは出来ないです。
ファクトフルネスとは
これは造語で、「データや真実を基に世界を正しく見る方法」を意味する。
<読んで学べた(共感出来た)こと>
・過去に学んだことやデータは最新の情報にアップデートすることが必要
→ この本を読むことで、世界が抱える貧困、人口増加、温暖化などの諸問題について一般常識をアップデートできる。
・メディアや識者から発信される情報を鵜呑みにしない
→新しい情報を用いて自分で判断して分析する力が必要。
・思い込みをしない
→過去学んだ知見や経験がそのまま現代に活かせるとは限らない。常に現状に合った考え方や対応方法を多角的に理解/分析する必要がある。
<感想>
この本を読むことで、自分が年齢を重ねるごとにアップデートされていない古い考え方や価値観のままボーッと生きていることを実感した。
常識は時代と共に変化するものであり、正しく変化を理解していかないとわたしの様な時代錯誤の中年男性を生み出してしまう恐れがあるということを認識しました…
そして、今の時代の課題や常識を正しく理解する為にも、アップデートされた情報を多角的に分析することの大切を学べました。
また、物事において何が正しい(幸福)か悪い(不幸)かなんて、人によって違うし、比べるモノでもないと思うけど、自分自身の考え方をアップデートするのには、ファクトフルネスを実践することは大切なことだと思いました。
但し、社会や時代に置いていかれても人様に迷惑を掛けないところで、ボッーと生きることも人生の選択肢のひとつなのかなとも考えました。